一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • ベビーシッターの選び方

こんにちは。

ベビーシッターるぽるぽの石田です。

今回はシッターを選ぶときのポイントについてのお話です。

ベビーシッターを依頼する際、子どもの安全や快適な環境を第一に考えることが大切です。しかし、そのためには多くの選択肢の中から、どのようにベビーシッターを選べばよいのか迷うこともあります。今回は、ベビーシッターを選ぶ際のポイントや具体的なアドバイスを解説していきます。

1. 価格とコストの比較

ベビーシッターを選ぶ際に多くの保護者が最初に気にするのが料金です。シッターの料金体系には大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 個人で活動するシッター: 料金はシッターによって異なり、基本的には手数料がかからないため、比較的リーズナブルに利用できることが多いです。しかし、契約の際にはお互いにルールをしっかりと確認し、トラブルを避けるためのコミュニケーションが重要です。
  • 仲介サイトや派遣型サービス: これらはシステムを通じて手数料がかかることが一般的です。その分、緊急時の対応や保険、シッターのスクリーニングなどのサポートが整っているため、安心感があります。料金はやや高めですが、その分の付加価値を得られることもポイントです。

2. サポート範囲と提供されるサービス

ベビーシッターによって提供されるサポート内容は異なります。依頼前に、以下のポイントをしっかりと確認しておくことが大切です。

  • 基本的な子どもの世話: 食事のサポート、遊びの見守り、お風呂の準備など、日常の世話が基本です。中には宿題のサポートや、特定の習い事(英語やピアノ)の指導ができるシッターもいます。
  • 家事サポート: ベビーシッターの一部は、簡単な家事(料理、掃除、洗濯など)も行ってくれる場合があります。ただし、これには追加料金がかかることが多いので、事前に確認が必要です。
  • 緊急時の対応: 病児保育が可能なシッターもいれば、体調不良の子どもを預かることができない場合もあります。子どもの健康状態に応じたサポートができるかどうかも重要です。

3. 得意分野や経験

ベビーシッターにはそれぞれ得意分野があります。子育て経験豊富なベテランのシッターもいれば、保育士や看護師の資格を持っているシッター、あるいは子どもと遊ぶのが得意なシッターなど、さまざまです。

  • 保育士資格の有無: 保育士資格を持つシッターは、より専門的なケアが期待できます。また、発達に関するアドバイスや成長段階に応じた対応ができるため、長期的な依頼を考える場合には大きなメリットです。
  • 特別なスキル: 特定の言語が堪能なシッター、特別支援が必要な子どもに対応できるシッターなど、子どものニーズに合わせて得意分野を確認するのもよいでしょう。

4. 対象年齢

ベビーシッターが対応できる年齢層も重要な要素です。0歳児から預けられるシッターもいれば、3歳以上などの年齢制限を設けているシッターもいます。また、乳児と学童期の子どもでは求められるスキルや経験が異なるため、シッターの経験年数や対応可能な年齢範囲を事前に確認しておくことが重要です。

  • 乳児(0〜1歳): この年齢層には、細かなケアと特別な配慮が必要です。母乳やミルクの扱い、眠りのサイクルに合わせた対応ができるシッターが理想です。
  • 学童期(6歳〜): 宿題のサポートや学校生活のサポートが必要なため、教育的な経験があるシッターが適しています。

5. 連絡手段とコミュニケーション

ベビーシッターと保護者との間で、スムーズなコミュニケーションが取れることは非常に重要です。依頼前に以下の点について確認しておくとよいでしょう。

  • 連絡の取りやすさ: シッターとすぐに連絡が取れるかどうか、緊急時の対応がスムーズかどうか確認しておきましょう。事前の打ち合わせやフィードバックをメールやアプリで行うことができるシッターが便利です。
  • フィードバックの頻度: シッターからその日の様子や子どもの状態について適切にフィードバックがあるかどうかも大切です。特に初めて依頼する場合は、逐一報告してくれるシッターだと安心です。

6. 個人か仲介かによる手数料の有無

個人契約のシッターと、仲介サービスを通じたシッターには、料金体系や手数料の違いがあります。

  • 個人契約のメリット: 個別の条件交渉がしやすく、手数料がかからないためコストを抑えることができます。また、長期的な信頼関係を築きやすく、融通が利くことが多いです。
  • 仲介サービスのメリット: サービス会社によるシッターのスクリーニングが行われ、保険やトラブル対応などのサポート体制が整っているため、安心感があります。急な依頼やキャンセル対応もスムーズで、特に初めてシッターを依頼する保護者には安心な選択肢です。

まとめ

ベビーシッターを選ぶ際には、価格やサポート範囲、得意分野、対応可能な年齢、そしてコミュニケーションの取りやすさなど、さまざまな要素をしっかりと比較検討することが大切です。また、個人契約か仲介サービスかによっても条件が異なるため、家庭に合ったシッターを見つけるために、依頼前にじっくりと話し合い、信頼できるシッターを選びましょう。

ベビーシッターは、子育てをサポートする大切なパートナーです。適切なシッターを選ぶことで、安心して子どもを預けることができ、保護者も自分の時間を有効に活用することができます。

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