小麦粉は敵ではない。
小麦粉そのものは問題ないのですが、過剰に摂取すると健康に影響を与える可能性があります。主に次のような理由で、小麦粉を控えた方がよいと考える人も増えています。
1.血糖値の急上昇:小麦粉は糖質が多く、特に精製された小麦粉(白い小麦粉)は消化吸収が速いため、血糖値が急激に上がりやすいです。血糖値の急上昇と急降下を繰り返すと、エネルギーが安定せず、疲労感や空腹感が強くなることがあります。
2.グルテンの影響:小麦にはグルテンというたんぱく質が含まれており、一部の人はグルテンに対してアレルギー反応や過敏症(グルテン不耐症)を持っています。これらの人々にとっては、腹痛や消化不良、疲れやすさなどの症状が出ることがあります。
3.栄養バランス:精製小麦粉はビタミンやミネラルが少なく、食物繊維もほとんど含まれていないため、栄養面では偏りがちです。そのため、バランスの良い食事を心がけるためには、他の穀物や野菜なども組み合わせたほうが良いです。
4.体重管理:パンやパスタ、菓子類など小麦粉を多く使った食品は、カロリーが高くなりがちです。過剰に摂取すると、体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。
ただし、小麦粉はエネルギー源として優れた面もあるため、適量を心がけることで大きな問題にはなりません。
なので決して敵ではないのでうまく付き合っていけたらいいですね。