定期的な健康診断が命を奪うような病気を患うリスクを大幅に減らしてくれるように、自宅や病院などの建物も大きなトラブルにつながりやすい箇所を定期的に点検・メンテナンスすることで煩わしい手間から解放されます。その中でも大きな建物トラブルにつながりやすいのが『雨どいの詰まり』。「えっ?雨どいの点検って必要なの?」と思われた方は要注意です。近年、温暖化の影響で一度に降る雨の量が増え、台風も大型化しているため、十年前の雨量では十分だった雨どいも、今は排水量が追いつかずキャパシティーをオーバーすることが少なくありません。また、夏の高温によって植え込みや街路樹の葉が落ちる季節が1ヶ月ほど早くなり、台風シーズンに雨どいに落ち葉が詰まる要因となっています。雨どいが詰まると雨どいから水が溢れるだけではなく、溢れた雨水が家屋内に収入し雨漏りや部材の腐食・劣化につながります。そうなると大掛かりなリフォーム工事が必要となり大きな負担へとつながってしまいます。このような問題を防ぐには『雨どいの点検』を行い詰まりの原因となる落ち葉やゴミが無いかを定期的に確認することです。確認作業はamazonなどで伸縮する3m以上の『自撮り棒』を購入すればスマホを使い自分で点検することができます。また、屋根の状況や外壁の塗装の痛みなども同時に点検できるのでお勧めです。小さな点検が後々の大きなトラブルから私たちを守ってくれます。