心の不調が起きると、睡眠の不調も起こしやすくなります。
ぐるぐる考えてしまって眠れない、
眠ったと思ったら、またすぐに起きてしまう、
朝方早くに目が覚めてしまう、
夜は目が冴えて、日中眠くなってしまうなど。
実は、カウンセラーである私も、あまり睡眠の質が良くありません。
娘を生んで、添い寝するようになってから、
娘がうつぶせ寝になっていないか、
布団をちゃんとかけているかなどが気になったり、
夜間の授乳で頻回に起きるようになったことがきっかけで、
睡眠が全体的に浅くなり、それがずっと続いているような状態です。
また、翌日のセッションで神経を張るような内容が予定されているときなど、
なかなか身体がリラックスできず、中途覚醒してしまうこともあります。
そこで、前回につづいて、カウンセラーの私自身がどのように
睡眠のケアをしているかについて、リアルな話をしたいと思います。
まだ、すごく深く眠れるようになったかというとそうではないのですが、
ここ最近の取り組みによって、以前より随分しっかりと眠れるようになりました。
1)睡眠調整法
これは、不眠症に対する認知行動療法のなかの、メインの方法です。
日中眠い(寝不足感がある)のであれば昼寝で補う、早めに布団に入る、というのとは逆の発想で、
よく眠れないなら、眠気をしっかり溜めて、夜にしっかり寝る、という考え方です。
昼寝はNG、夜布団のなかにいる時間もはじめは制限をし、布団にいる時間=ほぼ寝ている時間
になるように、睡眠効率を高めていくというやり方です。
これは、てき面でした!
私は昼寝が好きで、休日など、夕方に1時間布団に入ることに至福を感じていたのですが、
本気で睡眠の問題に取り組もうと、昼寝を断念しました。
また、朝も目が覚めたらだらだらと布団で過ごさないように気を付けるようになりました。
その結果、入眠はかなり早くなったように思います。
2)リラックス
これは私の個人的な問題解決法なのですが、
私は自分で言うのもなんですが、とても真面目で、翌日の仕事の準備を寝る直前までしてしまう癖がありました。
すると頭が冴えて、仕事のことから離れられず、気持ちよく入眠できないということがありました。
今は、できるだけ寝る直前まで仕事をするのはやめて、
仕事とは関係のない本を読むなど、楽しみの時間をもつようにしています。
寝る前のヨガや、マインドフルネス瞑想をすることもあります。
こういった工夫も、効果を感じています。
私自身もそうですが、お会いするクライアントさんたちのなかにも、
日々のストレスのなかで、交感神経優位な時間が夜間も続いてしまう方が多いと感じます。
リラックスすることを自分に許してあげ、良い睡眠をとれるようにしていきたいですね。
それではまた!