一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 軽貨物事業の今後

最近、SNSなどで委託会社の二次請け・三次請けトラブルを耳にします。

参入障壁が低い業界だけに色々なトラブルが発生するのかもしれません。

契約時に委託会社がちゃんと説明がなされているのか、

事業主がちゃんと理解できているかにもよるかと思いますが、

なかなか黒い噂を聞くことがあります。

私が個人事業を始めて、同じ現場で稼働する人に話を聞くと、

今のところ100%の確立で「儲からない」、「仕方なくこの現場で稼働している」と聞きます。

話を聞くと、委託会社間で仕事を回していて、単価設定が低くなることがあるそうです。

また、軽貨物業界の大手の会社は現場によって手数料を高くすることもあるのだとか。

このような状況が続いていくと、情報を正確に把握していない個人事業主はどんどん辞めてしまうと懸念します。

言葉巧みに「手数料」「事務手数料」「電算処理費」「リース費用」「貨物保険」を報酬から天引きし

稼働報酬初回からマイナスなんてことも聞きました。

ありえないです。

「運転免許があればOK」と簡単に人を呼び、簡単に切り捨てていく状態。

これだけ必要な業種となりつつあるのに、一部の黒い委託会社のせいで業界のイメージが下がってしまいます。

これから軽貨物の個人事業主を志す人の為にも

三次請け・四次請け等を規制する流れが出てくることを期待します。

私たちは簡単に切り捨てられる捨て駒ではないのだから。

 

 

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山岡 真人

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