一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

12月から携わる案件を変更することになりました。
友人が経営している会社から声がかかり、内容を聞いてとても魅力だったので決断しました。

今携わっている案件は今年の4月からなので、8ヶ月という期間でしたが、人間関係にも恵まれて働きやすかったです。
使用している技術もRuby(Rails)やMySQLと言った使い慣れたものだったので、仕様把握に多くの時間を使うことができて、ラーニングコストがそれほどかからなかったのもやりやすいと感じた要因かもしれません。

しかし、「ここで働き続けていると、Rubyしかできない人になってしまう」という不安をずっと抱いていました。
Rubyのプロジェッショナルを目指している人にとっては最高の案件かもしれません。単価も悪くないですし。
しかし、この先Rubyが廃れてしまった時、自分のエンジニアとしての人生が詰んでしまうという不安がずっと消えませんでした。

そうは言っても未経験の技術を使用する案件に携わるのは容易ではありません。
エージェントを使って案件探しをしても、書類選考でNGとなってしまう可能性が高いです。
先方はフリーランスエンジニアに対しては即戦力を求めているので当たり前なのですが。

そんな時に友人から声がかかりました。
ブロックチェーン、Go、Pythonが使えるということで非常に魅力を感じました。
自分のウィークポイントであるインフラ系(AWS)に触れる機会も多いとのことで、身につけられるスキルは申し分ないものでした。おそらく、この使用スキルを見たら、エンジニアであれば多くの人がやってみたいと思うのではと推測されます。

現状の自分がどれが使えて、どれが使えないかを正直に伝えて、それでも問題ないとのことだったので、承諾することにしました。友人としては、開発チームはスキルの高さも大事だけど、それよりも自分が信頼できる人で固めたいとの意向があるとのことでした。

単価は今よりも下がります。
ただ、未経験の技術を使えることになるので、ここは投資かなと考えています。
働く環境が変わること、未経験スキルを自分が使えるようになるのかという不安がないと言えば嘘になります。
でも、ここでこの案件を断って逃げたら、絶対に後悔することになるだろうと思い決断しました。

あまり気合いを入れすぎると空回りして良くない結果になるので、焦らず無理のない範囲でやれるだけのことをやってみようと思います。

The following two tabs change content below.

山村 隆司

最新記事 by 山村 隆司 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア