時代が進むにつれ求められる価値
得られる利益は上がっていかなくては
いけないのか
資本主義に乗っ取っている以上は
常に上へ昇らなければ淘汰され
社会的経済的敗者、弱者に生き残る術は
ないのだという幻想的事実に怯えながら
多くは不本意、無意識にも大きな歯車を
動かす為の小さな歯車を止めどなく動かし続けているのだろう
その必死に利益売り上げを伸ばす為にやってきた結果の
最大効率化、最大コストカットに行き着いて
現在、コストや悪効率と見なされた人間の労働力が切り捨てられるというところまで
到達したのだろう
本来はここまでくるまでに気付いて方向転換しなくてはならなかったのだろうが
この期に及んでまだ気付けず、もっともっとと上を、多くを目指し求める有り様な
感覚の麻痺した国家体制がうかがえる
これは現実逃避でなく、当人達にはそれが現実なのであろう
目標達成に否応なしに必要となってくる
効率化
それは何を効率化させるかが大きくずれて
いるのではないかと危惧している
効率よくお客様にサービス、商品を提供し
より大きな満足感を得ていただき、喜んでいただく
、、のではない効率化、要するに
効率よく売り上げを上げ、利益を増やす
事に重点を置いた効率化というものが存在し
驚く事にそうしないと事業経営が破綻するという
とんでもない経営指針となっている、そうせざる得ない企業、会社が少なくはないのではないか
要するに『お金を増やすだけの労働意義、社会的働き』だ
全く恐ろしいが生活していると日々感じる事ができる
資本主義が続く以上、多数の意識が変わり
行動を変えない以上はさらに加速せざるを得ない仕組みである
『より苦しい未来の為に日々苦しみ続ける』
構図だ
そんな仕組み、ルーティングをなんとか打破し、その波紋を拡げていければと日々邁進するのみである