皆様、大変お世話になります。
今月も、先月に引き続き表題について発信していきたいと思います。
アリの巣状腐食のメカニズムとしては、各種有機物が加水分解を
起こして生成する蟻酸、酢酸等のカルボン酸を腐食媒体として
発生することが明らかにされております。
また、結露・湿気・酸性雨などの環境因子により同腐食が促進されると
言われています。同腐食を発生させる腐食媒体になるものとしては、
1)ろう付けフラックス、潤滑油・加工油
2)アルコール系溶剤を主成分とした酸化防止剤
等の可能性が指摘されています。では、今月はこの辺で失礼いたします。