一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

エンジニア業を長年やっていると「必ず」遭遇するのがトラブルだ。

トラブルが0ということは、何も仕事をしていないに等しい。

トラブルを発生させようと思わなくても、遭遇してしまう。
それがトラブルというものだ。

トラブルに遭遇したときは大抵は慌ててしまう。
なので、感情的にならないことが大事なのだが。
そうは言ってもテンパってしまうのは、仕方がない。

第三者に監視してもらい指示してもらうのがベストとは言え、そういう状況にないことも多い。

ではどうするか?

TODOに落として丁寧に一つずつクリアしていくこと。
これに尽きる。

ミスがあった場合はそこをしっかりと認め、「ではどうすれば正しかったのか?」を探る。
そしてそれが見つかりすぐに実施する必要があるならば、行動する。

ポイントは誰がミスをしたとしても、そのタイミングでは責任を問わないこと。
ただし、誤りがあった場合は誤りを認め正しい選択肢を選ぶ。
この2つは、似て非なるものだ。

丁寧に一つずつ進め誤りがあった場合は認め、一歩一歩解決に向けて進んでいく。
そうすると、必ず解決することが出来る。

一番最悪なのが、責任回避のために誤りを認めないということだ。
この状態のまま前に進むと解決からどんどん離れていってしまう。

・感情的にならない
・TODOに落とす
・丁寧に一つずつ進める
・誤りと責任は別
・誤りを認め正しい選択肢を選ぶ

このあたりを心がければトラブル対策として間違うことはそうそうはない。
※付け加えると、「責任を問う」ということは責めるということとは程遠く、正しい解を導くために最後まで進めることを求めるということだ。
※責めることが常習化してしまうと、組織全体が悪い方向に向かう。

自分自身に言い聞かせることも兼ねて、書き留めておきたい。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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