一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • Amazon Redshiftの便利な関数:LISTAGG()

LISTAGG()は、グループ化されたデータの値を1つの文字列に連結する集計関数です。複数行のデータを1行にまとめたい場合に特に便利で、カンマ区切りやその他の区切り文字で値を結合できます。

構文:
LISTAGG(expression [, ‘delimiter’]) WITHIN GROUP (ORDER BY order_list)

使用例:

sql

— 部署ごとの従業員名を連結
SELECT department,
LISTAGG(employee_name, ‘, ‘)
WITHIN GROUP (ORDER BY employee_name) as employees
FROM employees
GROUP BY department;

— 結果例
— 営業部 | 山田太郎, 鈴木一郎, 佐藤花子
— 総務部 | 伊藤誠, 高橋実
この関数は、レポート作成時のデータ集約や、関連データの可視化に役立ちます。特に、1対多の関係にあるデータを見やすく表示したい場合に重宝します。

注意点として、結果の文字列には最大文字数の制限があるため、大量のデータを連結する場合は注意が必要です。

The following two tabs change content below.

山市 祥大

最新記事 by 山市 祥大 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア