軽貨物運送業を始めて２ヶ月が経ちました。右も左もわからない状態でのスタートとなりましたが、最近少しずついろんなことに慣れてきて、少し落ち着いてきたところです。

配送業を始めるに当たって最初に用意するものが商売道具の車両です。今回はこの車両について書いてみようと思います。

配送には軽貨物車両を使用するのですが、これはいわゆる『軽バン』と呼ばれる車両です。荷物室が広々として、両側サイドドア、ハッチバックドア、２人乗りのタイプです。格納式の後部座席があるので４人乗りにはなります。シートはカチカチなので長時間座り続けるのはしんどいでしょうけど、いざという時に使えます。また、駆動方式はFR（後輪駆動）ですので、FF（前輪駆動）に慣れてきた私には最初戸惑いが大きかったです。というよりもむしろ購入の際に駆動方式を聞いていなかったことが原因かも知れません。軽はFFが主流なので、FFと決めつけて運転していましたが、車の挙動に何度か『？？？』と思うことがありました。一度目は配送中に左側に水路のある狭い道でUターンする必要があり、左に大きくきりながら、ゆっくりゆっくりと旋回している途中で、誤って左前輪を水路に落としてしまいました。まだ新しい車両の感覚に慣れていなかったためか、落ちるとは思っていなかったので、少し勢いよく『ガタン』と落ちました。前輪駆動のつもりですから、前側が左に傾き荷重の抜けた右前輪だけでバックで戻れるものなのかと焦りましたが、難なくすっと戻りました。この時は『あれ？四輪駆動なのかな？』と思いましたが、FRであることには思い至りませんでした。

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松本義昭

脱サラから軽貨物運送業を営んでいるアラフィフです。

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