一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

修理の範囲を定める。

 

ビデオデッキの修理の種類には数多くのパターンが存在する。

その中で完結にかつ簡易に修理できる内容は

①ゴムベルトの交換

②清掃

③ヘッドクリーニング

この3点に絞ることが効率化に繋がる。

 

①の場合、テープを挿入した時に再生されずにそのままテープが排出されたり、再生してもすぐに止まってしまう、

巻き戻し、早送りが正常動作しない時に主に行う作業である。

ビデオデッキを分解して裏面にある大きなゴムベルト(直径10センチほどのゴムベルト)をヤフオクやAmazonで販売されているベルトと交換するだけで良い。

 

②の場合、①と同様内容だったり、電源が入らない場合や、再生中や早送り巻き戻し中に急に電源が落ちたりしてしまう場合に行う作業である。

また、正常動作しないデッキに対して②を行うことで解消されるケースが多い。ビデオデッキは経年劣化しているものがほとんどで埃が内部に溜まっているだけで正常動作しないことが多いのでお勧めである。方法はパーツクリーナーやエレクトロニクスクリーナーといった専用クリーナーを噴射して清掃し、乾かすだけで完了である。

 

③の場合、再生した時に映像が綺麗に映されないといったときに行う作業である。

クリーニング方法は「無水エタノール」をキッチンペーパーにしみこませ、ヘッドの回転に合わせて拭き上げる。

ただこれだけの作業である。

 

上記3点の他にも細々とした作業で直るものもあるが、今までの大半がこの3点の方法で修理を完了している。

 

では細々とした作業とはどういったものがあるのかというと説明するときりがない。

これに関しては実践で修理をする過程で身につくスキルなので「やって覚える」としか言えない。

経験がものをいう領域である。

 

さて、ここまで仕入れ方や修理の仕方をお伝えしてきたので次回は少し雑談を。

というのもこの年末に知人の事務所整理の手伝いで不用品回収に行った際に

知人の話で私と同じ物販をしている仲間が黒字倒産したという話を聞いた。

「黒字倒産」とは?それを時間雑談程度に話そうと思う。

 

良いお年を。

 

 

 

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア