こんにちは!
「万病一元、血の汚れ!」という言葉もあり、血液の状態が悪いと不調になり病気になる。すべての病気は血の汚れからということですね。今月から何回か血液について書いていこうと思います。
今回はゴースト血管について書いていきます。
「んっ?ゴースト血管?なにそれ?」と思った方も多いと思います。
ゴースト血管とは、毛細血管に血液が流れなくなり、最終的に消失してしまう状態を指します。これにより、酸素や栄養が細胞に届かず、老廃物の排出も滞ります。
血管というと動脈と静脈を思い浮かべる人が殆どだと思います。動脈は酸素や栄養を運び、静脈は老廃物や二酸化炭素を運びます。その動脈と静脈を繋いでいるのが毛細血管です。人間の血管はすべてつなげると10万キロメートル。地球を2週半するほどの長さになりますが、その内9割以上が毛細血管になります。太くしっかりした動脈・静脈とは異なり、毛細血管の直径は髪の毛の約10分の一、0.01ミリメートル。肉眼で見ることができないほど超極細です。それだけに超デリケート。血流が悪くなったり血液がドロドロになって詰まり働けなくなるとゴースト血管となります。
毛細血管は老化とともに衰えていきます。一般的には一般的には40歳代、早い人だと30歳代で毛細血管が減少し始めるといわれています。毛細血管が最も元気な時期の20歳代と比較すると、60歳代では約4割も減少するとのことです。しかし、きちんとケアをすることにより復活させることも可能なのです。老化のスピードには個人差があります。ある程度コントロールすることも可能なのです。
次回はそのあたりから書いていこうと思います。