東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は1月14日、2024年12月度首都圏(一都三県)不動産市場の動向を発表しました。
中古マンション、中古戸建ともに成約件数および成約価格は上昇したものの、増減の地域差は大きくなっています。
2024年12月に成約した首都圏中古マンションの平均平米単価は、前年同月比+4.3%の「78.05万円/㎡」でした。
成約平米単価の上昇は56ヶ月連続ですが、ここ数ヶ月は上昇幅が縮小傾向にあります。
成約件数は10月まで4ヶ月連続で減少していましたが、先月に引き続き前年同月を上回っています。
成約平米単価は、横浜・川崎市を除く神奈川県以外のエリアが上昇。
成約件数の増減には地域差が見られます。
成約件数は、東京都区部、埼玉県を除くエリアが二桁増と増加が顕著で、
千葉県は14ヶ月連続で前年同月を上回っています。