一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • エブリイのスタック脱出について

このシーズン、東北以北で配送業を行っていると常にスタックのリスクがございます。
今回はスタックにつきましてお話しさせて頂きます。

大雪の日に除雪がされていない路地であったり、敷地内の駐車場でも起こり得ます。降り積もった雪が硬そうに見えて乗り上げたら車重でめり込んだり、轍窪みにはまったり、気温上昇により走行路の雪がザラメ状になり走行困難となったり、様々な危険なシーンがあります。

東北以北で稼働されている皆様は恐らく全員四駆であると思われますが、四駆を過信してはいけません。一度スタックしたら自力で脱出するのが非常に難しいです。道具を使用せず自力で脱出するには極めて高度な運転技術を要します。

もし、脱出にロードサービスを利用すると1回当たり約25,000円程度掛かります。

■走行困難とならないための心得
ハマルだろう運転
このまま進んだらハマルだろうと自ら思い考える危険余地運転。
危険を感知したら即停止しUターンを!
アイスバーンでカマボコ状+轍窪みは非常に危険

■スタック対策のための常備道具
・脱出用ボード(市販)
・牽引ロープ

■冬期間危険な道
・田畑等の除雪がされていないあぜ道(冬期間閉鎖)無理に進入しない。
・極めて狭い道
少しでも車体が傾くと塀や電柱にぶつかる
・狭くカマボコ状で両端に側溝が存在する道
・轍窪みが深く轍が凍りそのままアイスバーンとなっている道
轍掘れが深いと進んだ先で車体が乗り上げて車輪が空回りするおそれがあります。
・アイスバーン状態の急勾配坂路の駐車場(駐車帯)
一度降りると上がれなくなります。
・アパートやマンション駐車場と道路に大きな段差
敷地内は融雪システムで完全に溶けている場合。

この他にも様々な危険なシーンがございます。皆様どうぞお気を付け下さい。

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繁田 弘樹

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