一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 個人事業者が法人化するデメリット

個人事業者が法人化するデメリットとしては、まずその手続きに時間と費用がかかるということです。準備のための手間は大変ですし、法的な要素も含めると自分では対応できず専門家に依頼することもあります。それが大きな費用負担となり、後の事業に影響する恐れが出ます。
また、法人になると個人事業者よりもずっと作成、提出する書類が増えます。税務に関するものや社会保険、労働保険などの手続きが多くなるからです。余計に人件費やコストがかかり負担が大きくなるリスクが出るのです。さらに、法人は年間の収益が赤字になっても、法人住民税という税金を支払う必要があります。赤字の上に納税となると厳しいので、事前に納税分のプールがないといけません。こうしたデメリットも考えて法人化をするかの判断をしましょう。

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關 麻由

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