一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • ちょっとしたことだけど

近所のコンビニにて

先日、近所のセブンイレブンに行く機会がありました。

この日は「クロネコヤマト」で模試の答案を送るために

行ったのですが、入店すると、

少し前に入店した1人のおじいさんが

レジの辺りをウロウロとしていました。

「何かを探しているのだろうか?」

と思っていると、それまで商品の棚卸しをしていた店員の女性が

「なにかお探しですか」

と、そのおじいさんに聞いていました。

「ハガキを探しているんだけど」

と、おじいさんの回答。

「そうか、年賀状を買いに来たのか」

まだ年賀状の返信を送る時期だったので、

きっと年賀状を買いに来たのだろう。

こちらのセブンイレブンでは、

正月前後で年賀状をレジ近くで売っているので、

きっとそれを探していたのかな。

そう思いました。

店員さんもそう思ったらしく

「年賀状をお求めですか」

と聞きました。

ですが、おじいさんは

「いや違う。普通のハガキ」

とのこと。

こちらの予想はすっかり外れました。

「いくらコンビニでも、普通のハガキは売っていないんじゃないかな」

と思っていると、おじいさんもそう思ったらしく、

「さすがに普通のハガキは売っていないかな」

と店員さんに聞きました。

すると

「ありますよ。すぐ用意しますね」

と、棚卸しの作業を止めて、おじいさんをレジに案内していました。

こちらの対応まで

ウロウロしていたおじいさんにすばやく声をかけ、

おじいさんの要望にすぐに対応する。

「なかなかできることじゃないよな」

と思いつつ、おじいさんの次にレジに並ぼうとすると、

この店員さん、私が持っていた封筒に気がつき、

「レジお願いします!」

と、他の店員さんにすぐに対応するように指示していました。

おじいさんの対応だけでなく、並ぼうとしていた

こちらの対応まですぐにやる。

一連の店員さんの対応を見て、すっかり感心してしまいました。

「ちょっとした」気づきかもしれませんが、

こうした「ちょっとした」気づき。

この積み重ねが重要なのではないか。

そのようなことを思いました。

The following two tabs change content below.

猿田 典明

長野県安曇野市で学習塾をしております。主に小中学生を指導しています。

最新記事 by 猿田 典明 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア