前回の続きから。本番データを存在するレコードに対してアップデートかけてしまったわけだが、実はこのテーブルには別途更新履歴を管理するトランザクションテーブルが存在し、前回更新した内容に戻しているため、すぐに復旧できた。
即時対応ができていたので影響はなかったが、場合によっては重大な障害になっていた可能性があるとのこと。重大な障害が発生すると顧客に報告しないといけないのだが、この件は内部体制に不備があると判断されて本番作業を行う権限を大きく制限されてしまうのはもちろん、顧客側で損害が発生した場合は賠償請求される可能性もあるので危険である。
次回は再発防止策について話します。