一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 少子高齢化社会と世代格差

日本は現在、結婚したくないという若者が増え、ひと昔のように独り身が珍しくなくなってきている。

原因は、コスパが悪いなど現代を象徴する理由が目立つ。

確かに労働収入で家族を養うのはそれなりの給与が必要である。

終身雇用制度が崩壊し、中流層が減り経済格差が広がりつつある。

税金はあがり、インフレとダブルパンチで可処分所得が増えないと生活に不安なのは無理もない。

労働人口が減り、高齢者が増えると負担が増えて、もらえる年金額は少ない。

結婚しなければ子供が減り、老々介護という言葉があるように高齢者が

高齢の親を介護するという事態になる。

最近では、老後資金は自分で作りなさいという風潮で、新NISAが流行っている。

非課税なのはありがたいが、増える保証はなく長期でみないと減ってしまうことも少なくない。

日本人は金融リテラシーが低いと言われていて、だいたいが現金預金という統計がでている。

一方で資金があり、株で資産を築く人もいる。

格差社会といわれるように、普通に働いて結婚して子供をもつというのがスタンダードではなくなってしまった。

現代は便利だけど、子孫残すというのが大変な時代になったように思う。

バブル期は普通に働いていれば希望をもてた、結婚し家庭をもつというほうが多少不便でも幸せなだったと思う。

 

 

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佐藤 良

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