東日本不動産流通機構(東日本レインズ)は2月10日、2025年1月度首都圏(一都三県)不動産市場の動向を発表しました。
中古マンション、中古戸建ともに成約件数が大幅増。
成約価格についてはマンションが大きく上昇した一方で、中古戸建は3ヶ月ぶりに前年同月を下回りました。
2025年1月に成約した首都圏中古マンションの平均平米単価は、前年同月比+7.8%の「81.88万円/㎡」。
バブル期の1990年11月の水準を上回っています。
新規登録平米単価も同15.5%増と大幅に上昇していることから、価格が落ちる兆しは見られません。
成約件数も、同+19.6%と大幅に増加しています。
成約件数は全域で大きく増加していますが、成約価格の上がり幅については地域差が見られます。
価格が上昇したのは、東京都区部、横浜・川崎市、千葉県のみ。
東京都区部は、成約平米単価も成約件数も二桁増です。
東京都の成約価格の上昇は、2020年5月から57ヶ月連続です。