税務調査とは税務に関する申告をした内容に不備や漏れ、虚偽などがないかを調べるためのもので、税務署職員がオフィスなどに来て直接調査をします。個人事業者だと事業規模が小さいので、税務調査を受けることはないと思っている方もいるかもしれません。しかし、税務調査の対象に縛りはなく、たとえ個人事業者であっても受ける可能性は十分にあります。税務調査の対象になりやすい傾向というものがあり、たとえば、経費の内容や計上方法に怪しい点がある、現金での取引が多い、SNSを使ったサービスなど拡大傾向にある業種に携わっているといった点が考えられます。また、全体的に申告漏れが多い業種に該当するとか、ある程度売り上げが高いのに税理士が付いていないといった点もリスク要素です。税務調査の対象とならないよう、しっかりと記帳、申告を行いたいものです。