正面から見た時に肩がもりあがっているというのがお悩みの方はいらっしゃいますか。原因は簡単に言えば肩こりですが、肩がこっている人全員の肩がもりあがるわけではありません。肩がもりあがる人は僧帽筋がこっている人。僧帽筋が硬くなり、血流やリンパの流れが悪くなることで老廃物や水分が溜まってもりあがってしまうのです。僧帽筋がこる原因は主に3つ。1つ目が悪い姿勢、特に巻き肩は要注意です。肩が前に出ているので僧帽筋が常に引っ張られた状態で固まってしまいます。2つ目が骨盤の歪み。本来、背骨はゆるいS字カーブになっていますが、骨盤が歪みこのカーブがくずれると僧帽筋に負担がかかります。そして3つ目が長時間のデスクワーク。デスクワークで前かがみの姿勢になると頭が肩より前に出てしまい、重い頭を支えるために首と僧帽筋に強い負荷がかかるのです。
そして肩のもりあがりを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、強固な肩こりでもりあがった部分に痛みが出ることもあります。また肩の血行が悪いことで顔の血行まで悪化して顔がむくみやすくなります。