昨年統計検定2級に合格したので、勉強法と受験時に意識したことをまとめます。
今後受験する方の助けになれば幸いです。
勉強期間は7月末から9月中旬の約2ヶ月でした。
計画を立てて勉強に取り組めれば、1~3ヶ月で合格できると思います。
大まかな流れは以下のQiita記事を参考にしました。
【独学】統計検定2級勉強法
参考記事にある通り、主に統計WEBの「統計学の時間」を順に進めました。
2級の範囲はStep1なので、ここを1章ずつ読んでいき、練習問題で理解度を確かめます。
後半の章は統計WEBの説明だけでは理解するのが難しかったため、以下の参考書を読んで補いました。
1冊でマスター 大学の統計学
25章の「さまざまな検定」以降は出題頻度が低そうなので、軽く読んだら問題集の方へ移りました。
こちらも参考記事の通りに公式問題集を利用しました。
公式問題集は、新しいCBT対応版と、やや古い2018〜2021年版の2種類あります。
どちらか1冊で十分ですが、2018~2021年版の方が難易度が高いらしく、余裕をもって受験に当たりたい方はこちらをおすすめします。
2018~2021年版の方が若干安いこともあり、私はこちらを選びました。
初回は実力チェックのため時間を計測せずに解き、2回目以降は計測して取り組みました。
余裕をもって全問解くのは難しいため、時間配分を意識して合格ラインである60%を超えることを目指しましょう。
時間配分については次の章で取り上げます。
問題を解いて理解度が怪しいと感じた箇所は、統計WEBや参考書を再確認し、弱点を減らしていきます。
受験時には時間配分を意識することが重要です。
後ろにある本来解ける問題を失点しないようにしましょう。
時間配分については以下のQiita記事を参考にしました。
時間配分を考えて統計検定2級に臨む
記事にもありますが、出題される問題は以下のように分類できます。
統計検定の2級はパソコンを使って回答する形式で、問題に「あとで見直す」というチェックを付けることができます。
このチェック機能を利用し、問題全体を3周に分けて解いていきます。
1周目では、グループ1のすぐ解ける問題を解きます。
解くのに1分以上掛かりそうな問題はチェックを入れ、次以降の周回で解きます。
この周回を終えた時、残った問題が20問以内で、残り時間が50~60分であれば順調です。
2周目では、残った問題のうち解法が思いついた問題を解きます。
解けた問題はチェックを外しましょう。
ここでは1問あたり5分以内で解きたいですが、そのためには電卓に慣れておく必要があります。
問題集で電卓を使うのに慣れておきましょう。
3周目では、残った問題を解いていきます。
ここでは時間を使えるだけ使います。
全問は解けなさそうな場合、問題に取り組む前に全問でどれかの選択肢を選んでおきましょう。