一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

最近は私の身の回りの現場を見ると、インフラというとほぼAWSが使われている。
GCPは使われておらず、ほぼAWSだ。

現代のインフラエンジニアだったらAWS設定スキルが必須となっている。
エンジニアでも、AWSを使用しての各種サーバーの起動やデプロイ等は出来ていて欲しい・・・というのが人材募集側のニーズかもしれない。

20年以上前は自社サーバーで管理がほとんどだった。

ベンチャー企業の情報システム部をやっていたとき、会社にサーバールームがあり、そこで自社サーバーを管理していた。
もしくは、大手国内サーバー会社からサーバーをレンタルして自前でセットアップして構築する・・・という流れだった。

10年ぐらい前はコントロールパネルでいろいろ操作するクラウド型のサーバーが登場して来たので、よく使っていた。
国内ではGMOクラウドあたりが有名だった。
レンタルサーバーも、ロリポップやさくらインターネット、Xサーバー等が有名どころであり、ニーズに合わせてどの会社のレンタルサーバー借りるかマネージャーと会話していたりした。

そんな時代が懐かしいと思えるほど、今はAWS一色になってしまった。

便利になったが、今までのような純粋なサーバー管理者という一つの職種が斜陽になってしまったのではないか?と思っている。
※私はその位置にいないので想定になってしまうが・・・。

その代わり、AWSの各機能を組み合わせてサーバーを設計・構築できるAWSに特化したインフラエンジニアが確実に重宝されている。
今の現場でも前の現場でも傍から見ていて仕事に事欠かないし、こちらから声をかけることも多くある。

10年後にはまたITのトレンドがガラッと変わっているのだろうと思うと、楽しみのような怖いような気がする。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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