幼い頃より目が悪く高度近視で網膜が普通の人よりかなり薄いらしい、数年前、仕事に行く途中に信号待ちをしていると、電柱が波打って見えた。慌てて総合病院の眼科へ行き検査、まだ若いので注射を打つ治療をしたほうがいいと言われました、しかも2回、眼球に注射… このままでは治らないし免許の更新も危うい。点眼麻酔で2回!しかも横からやってくる針がなんとなくわかった、コンタクトをつけて0.2まで落ちていた視力が0.8まで回復、しかし歪みは残っている、これ以上は難しいとの事でした、ところが反対側の目も予防の為に1回注射しておきましょうと… これも諦めモードで打ちました。それから免許更新でギリギリセーフ。約5年後の昨年11月に運転中信号が見えにくいと思いかかりつけの眼科へ、先生が次の免許更新は難しいですよと、更新まで3年ありますから手術を考えてくださいと、白内障が出ていたそうで、身近に白内障で手術した方はたくさんおられますので簡単に考えていました、ところが、あなたは高度近視で手術のリスクが非常に高いので、市の中央市民病院しかできないと言われました。12月に紹介状を持参して診察へ、まず眼内レンズのデーターをとるのに2週間コンタクトを外してくださいと、自分は度数がキツい為メガネでは過ごせませんので困りました。仕事関係を全てストップしお正月を挟んで結局16日間見えない状態で年越し!そして今月初旬、両目手術。これも本当は片目をして1ヶ月後とかに反対側の手術をするそうですが、私は一気にしてくださいと先生にお願い、仕事を止めるのにも限度がありますので、1日目、2日目で両目をする事に、先生曰くそんな人はいないそうで、理由は怖いからと…そんな事は言ってられませんので、覚悟を決めて決行!車椅子でオペ室に行く時、若い看護師さんが、怖くないですか?と 私は見えなくなるほうがよほど怖いので怖くないですと、笑っていました。主治医の先生は若い女医さんで、優しい先生でした、オペ室に入ると自分の好きなジャンルの音楽が流れていました、ずいぶん昔に手を複雑骨折して靭帯も損傷した時のオペ室はクラッシックでした。手術は怖かったですが、今は裸眼で0.2、以前は人の顔も見えませんでした、コンタクト無しで本やスマートフォンの字が見える。世界が変わりました。先生曰く普通の人よりリスクが高いので突然視力が低下する事があるそうで、その時は注射で対応しましょうと。いつもお世話になっている眼科の先生(女医さん)、執刀してくださった先生(女医さん)、入院中お世話なった看護師さん達。感謝感謝です、普段男の世界で仕事をしていますが、女性の凄さに感動です、ありがとうございました。