自分が気付かない他人から評価されること

COLUMN コラム

自分が気付かない他人から評価されること

こんにちは。

皆様いかがお過ごしでしょうか？

緊急事態宣言も解除され、色んな業界でも少しずつ経済が動き出しました。

テレワークでの働き方もやってみると全然問題なく、むしろ今まで不要だったものが洗い出された感じです。

最近ふとしたことで感じたことがありました。

自分は長年IT業界で働いてきましたが、いわゆる3K(キツイ、厳しい、帰れない)などで「ブラック」と言われる環境を様々に体感してきました。

若い技術者を使い捨てにする様なケースも多く見てきました。

自社の都合で「スキルが付かない」、「先のキャリアに繋がらない」などで、若い時間を棒に振り、給与も上がらずに年齢だけ上がるという後輩たちをたくさん見てきました。

ただ最近になって「〇〇が出来ます！」ということだけが全てではないということを改めて感じることがありました。

「〇〇さんは比喩表現がうまいのは強みですね。」とか「〇〇さんはコミュニケーション能力が高いですね。」などです。

今更こんな話をするのも何ですが、IT業界では「〇〇言語での開発経験の方」や「〇〇系のご経験の方」などでの募集が多く、上記の様な部分は見えません。

ただ実際はこういう「伝える」部分は非常に重要で以外にレアだったりします。

今参画させていただいているプロジェクトは人数も少なく、適材適所で範囲外の仕事もやる必要があります。

そんな時に先の様な言葉を言ってもらい、今更ながら「そういうことで感謝されるんだなぁ・・・」としみじみ感じました。
(こちらの会社は若い社員が少なく、年々退職者も増えておりちょっとしたことでも説明が困難な方が多いそうです。)

「自分が気付かない所を他人は評価してくれる」そんなことを感じました。