みなさま、こんにちは!
フリーランスエンジニアとして活動しているハザマです。
この度、新たな挑戦として動画配信を計画しているのですが
今回はゲーム実況する際の機材で大切は配信用ソフトについて
ポイントを踏まえてまとめてみました。
1. 配信用ソフトとは?
ゲーム実況を配信するためには、ゲームの映像と音声をキャプチャし、視聴者にリアルタイムで届けるためのソフトウェアが必要です。
代表的な配信用ソフトには、以下のものがあります。
ソフト名 | 特徴 | 対応プラットフォーム |
---|---|---|
OBS Studio | 無料で多機能、カスタマイズ性が高い | YouTube, Twitch, ニコ生 など |
Streamlabs OBS | OBSをベースに初心者向けに簡単化 | YouTube, Twitch, Facebook など |
XSplit Broadcaster | 有料だが高機能で使いやすい | YouTube, Twitch, Facebook など |
NVIDIA ShadowPlay | NVIDIA製GPU向け、軽量で簡単 | YouTube, Twitch など |
中でもOBS Studioは無料でありながら高機能で、多くの実況者に利用されています。ここでは、OBS Studioを例にして設定のポイントを解説していきます。
2. OBS Studioの基本設定
OBS Studioの設定は、配信の安定性や画質、音質に大きく影響するため、慎重に行いましょう。
① 基本設定(出力解像度・フレームレート)
ポイント
推奨設定(YouTube向け)
Twitchやニコニコ生放送などでは、配信プラットフォームごとの推奨設定を確認しましょう。
② エンコーダー設定(CPU vs GPU)
エンコーダーとは、配信映像を圧縮してインターネットに送信する処理のことです。
ポイント
推奨設定(NVIDIAのグラボ使用時)
推奨設定(CPUエンコード)
⚠ 注意点
CPUエンコードはPC負荷が高いため、**高スペックPC(Core i7 以上)**が推奨されます。
③ 音声設定(マイク・ゲーム音のバランス)
ゲーム実況では、ゲーム音とマイク音声のバランスが重要です。音が聞き取りにくいと視聴者の満足度が低下します。
ポイント
おすすめのマイク設定(OBSのフィルター機能を活用)
USBマイクを使う場合は、Blue Yeti や HyperX QuadCastなどが人気です。オーディオインターフェースを使用するなら、Focusrite Scarlett 2i2などが定番です。
3. 高画質・高音質配信を実現するための詳細設定
① ビットレートの最適化
ビットレートは、配信の画質を決める重要な要素です。
インターネット回線の速度に応じた推奨設定
配信解像度・FPS | ビットレート | 必要な回線速度(上り) |
---|---|---|
720p / 30FPS | 3000-5000kbps | 5Mbps以上 |
1080p / 60FPS | 6000-9000kbps | 10Mbps以上 |
⚠ 注意点
② 遅延対策(低遅延 vs 高画質)
配信では、視聴者とのリアルタイムなコミュニケーションが重要です。
OBSの遅延設定の種類
TwitchやYouTubeでは「超低遅延モード」が選べるため、コメントの反応を早くしたい場合はこの設定を有効にしましょう。
また次回も、よろしくお願いします!