当店は鴨料理専門店のため、鴨肉がないと営業できません。
そんな中、一昨年、フランス政府が出荷する鴨全羽に鳥インフルエンザワクチンを接種することを決め2023年10月以降屠殺された鴨肉やフォアグラは一切日本に入って来なくなりました。
フランス産鴨肉を使用している日本国内の飲食店はとても多く、代替として日本国内の鴨肉も、なかなか新規で取引できるところはありません。
今ある在庫を切り崩して営業をしていますが、あとどれくらい営業できるかわからない状態です。
今回の鴨肉の件は、輸入できなくなってしまったため入手することができなくなってしまったのですが、日本自体がいろいろなものを買い付ける力が弱くなっていて、価格が高くなったり入手困難になったりしている食材も増えて来ています。
これから先を見越して、メニューの見直しや業態変更、柔軟に対応していく行動力を身につけなければいけないと思う今日この頃です。