少し漆喰のお話しをしたいと思います。漆喰といっても今日、西洋しっくいから日本古来の漆喰、屋根しっくい、など様々あります、最近ではホームセンターなどでも販売されていてDIYで使うなど色々なメーカーさんが出されています。基本的には主成分が消石灰で、西洋では消石灰に水を混ぜ材料を作る、日本では消石灰を主成分に、骨材、すさ、海藻のりなどの有機物を混ぜ練ったもの。日本では主に城郭やお寺、土蔵の土壁の上に保護として漆喰が使われてきました。近年では注文住宅の内装工事で西洋しっくいを使用しアート調に仕上げたり、日本の漆喰で天井から壁全てを色をつけてカントリー風に仕上げたらと様々です。日本の漆喰は施工から乾燥まで数日かかりますが、当社使用のスイス漆喰カルクウォールは施工から乾燥までが早く、強アルカリの為汚れなども少ないです。空気に触れると石灰に戻ると言う感じです。最近の内装はクロス仕上げが多く仕事が激減してますが、見て感じた人にはなんとも言えない仕上がり具合ですので、施工すら側もお客様に大変喜んでいただき、この仕事をしていてよかったと思えるようになりました。