一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 米価格高騰
米の価格高騰の主な要因は、生産量減少と流通の不足です。

【生産量減少の要因】

  • 猛暑による高温障害
  • 台風や長雨による水田の冠水や稲の倒伏
  • 大雨による病害虫の発生
  • 降水量の不足による生育不良
【流通の不足の要因】

  • 中間業者の買い取り競争の激化
  • JAなどの卸売業者が十分な量を確保できない
  • 集荷業者などによる買い付け競争の過熱
また、生産コストの上昇分を販売価格に転嫁する動きも価格高騰に拍車をかけています。

政府は、コメの流通が滞っていると判断した場合には、一時的に市場に放出できるよう備蓄米の運用を見直すことを決めました。

今後、価格が高止まりする可能性が高く、消費者や食品業界への影響が続くと考えられます。政府も補助金や生産支援策を進めていますが、食料自給率の問題など長期的な課題も多く、引き続き動向に注目する必要がありそうです。
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元山 達也

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