一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今回は「食べログAndroidアプリの自動テスト戦略」というブログを読んでの感想です。
🔗 食べログAndroidアプリの自動テスト戦略

Android開発を進める際に「テストコードを追加すべきか?」というのは難しい課題です。
その理由として、テストコードの追加は工数の増加につながり、納期に間に合わなくなる可能性があります。さらに、効果が実感しづらいためにメリットを感じにくく、結果として優先度が下がるケースが多いと考えられます。

そのため、このブログではまずテストコードの必要性を説明しています。主な目的は、柔軟で継続的な開発を可能にすることだと述べられています。
また、これを実現するための観点として以下が挙げられています:

  • 自動テストの信頼性

  • できるだけ早い段階で不具合を検出する

  • 継続的な保守を可能にする

これらの観点は、品質を保ちながら開発スピードを維持するために重要であり、納得のいく内容だと感じました。

また、現場にテストを定着させるために、スモールテスト(単体テスト)から徐々にレベルを積み上げていくビルドアップ戦略が採用されています。このように段階的にテストの範囲と精度を高める方法は、メンバー全員が取り組みやすく、効果的なアプローチだと思いました。

最後に、実際の効果と今後の展望についてもまとめられています。具体的には以下のような内容です:

  • Largeテストを作り、手動テストの削減

  • フィードバックの高速化による迅速な改善

  • テストの信頼性向上

これらの取り組みは、大規模かつ長期的なプロジェクトにおいて、コストをかけるだけのリターンが得られると感じます。
特に今後、Android開発でテストコードの導入や改善を検討している方にとって、非常に参考になる内容だと思いました。興味のある方はぜひ一読してみることをお勧めします!

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