原田マハさんの「たゆたえども沈まず」を読了してまだ余韻を楽しんでいたところ、時間ができたので近くに来ていた『モネ展』に行った
印象派がじわじわと勢力を伸ばし始めた頃の美術界では、それはそれは脅威だったに違いない
何を描いてあるのかわからない
意味が読み取れない
なんじゃこりゃ
…でもなんかいいよね
新しいものへの興味と抵抗
古いものへの安心感と倦厭
理解し受けいるられるまでに時間がかかるものもあれば
あっという間に広まるものもある
そのスピードに差はあっても
本当に良いものは放っておいても流行るし
また、時代を超えて残り続ける
時代や流行が大きく変動する過渡期
その時代に生きた人たちにしかわからない
面白さと辛さがあったことだろう
さて春の陽気に誘われ
次は何を観にいこうか