一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

前回の記事では常緑樹の剪定の適期について触れました。

ところで、真夏の剪定に関してはどうなのでしょうか。

 

結論から話すと、真夏の強剪定は避けましょう!

※軽剪定であれば問題ありません。詳しくは次回解説します。

 

まず、樹木は初夏に一番枝葉を伸ばします。

これは光が強い夏にたくさん光合成をするためです。

樹木は光合成によってエネルギーを作り出し、幹に蓄え、翌年の春の芽吹きに備えます。

 

また、樹木は人間と同じで日焼けします。

樹木の血管は維管束と呼ばれ、樹皮のすぐ裏側にあります。

ここで水分と養分を全身に送っているのですが、日焼けによって樹皮が傷むと維管束も傷んでしまい、水分と養分の運搬に異常をきたします。

そうなると樹木も弱ってしまいます。

 

そうはいっても真夏に庭木がぼさぼさなのは困るよ、という方もおられるかもしれません。

次回は、真夏に行っても良い剪定方法について解説します。

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曽根 賢

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