ここへきて、人生の半分は髪を触る仕事をしているという時期にきている
もちろんそれは触らせていただける相手、
お客様の存在あって成し得てこれた
なんとも有難いことである
身体の一部であり、切断しても痛みはなく
そのままにしておけば本体である身体より
何倍も長く伸びゆくであろう 『髪』
要するに、『切る前提あって生える』という
生物設計の元伸びてくる
細くても緻密かつ微細な構成から成り立ち
その強度と言えば驚くべき頑丈レベル
ここまで言っているだけでも、個人的には
いまだに相当に謎大き部位であり
宇宙の全貌程に不思議な物体である髪
頭部に生える毛のみを『髪』ということや
語源で言えば『上(かみ)』から『髪』になったとか
確かに、心臓や脳ミソ、その上の頭蓋より
『上』に存在している、それが髪ということにはなるのだが
身体の最下部、足裏は『シモ』とは言わない
靴を履いてはいるが地球と接地しているからだろうか?
いくら頭を守る為に頭蓋の毛だけ伸び続けていると言われても
この時代においては頭部を守らなかったからって生き絶え絶滅することはほぼなくなっているだろうが、まだまだ変わらず髪の毛の生え続ける人間ばかりが誕生している
髪の毛の伸び続ける猿は見たことがないし
猿のほうがよっぽど自然界で頭を怪我するリスクが段違いに高いとすら思うのだが
そんな髪なぞなぞ過ぎるが
それと同じ位多く考える事がある
『髪』の別の働き、存在意義を勝手に妄想したりもする
頭蓋に生える毛を『髪』と名付けた古来人は
その辺りも理解していたがゆえに『カミ』と名付けたのではないか
『神』になぞらえたのではないか
そう思えてならない