こんにちは梅村です。新生活に向けて自転車で通勤通学をする人も多い方と思います。今回は自転車の交通違反についてお話していきます。
自転車でも違反をすると「青色切符」を切られます。
青切符」とは紙の色が青いことに由来する通称で、正式名称は「交通反則告知書」です。比較的軽い交通違反に交付され、反則金の支払いを求められます。
交通違反に対し、本来は刑事手続き(裁判後の刑罰)が取られます。しかし、すべての交通違反で裁判をおこなうとなると、
裁判所や警察、ドライバーに大きな負担がかかります。そこで、軽微な交通違反については手続きを簡略化し、期限内に反則金を納めれば裁判を受ける必要がなく、刑事罰も科されません。
青切符は自動車やバイクなどの交通違反が対象でしたが、道路交通法の改正により自転車運転者に対しても交付されることになりました。
自転車違反に青切符が導入される理由
現在の自転車の取り締まりでは、罰則を伴わない専用のカードを使った「警告」と刑事罰の対象となる悪質な違反には
「道路交通法違反事件迅速処理のための共用書式(交通切符)」(通称「赤切符」)が用いられています。
悪質な違反には赤切符が交付されますが、違反者の多くは起訴されず、罰則が適用されるケースは少ないのが実状です。
そこで、実効性のある取り締まりをおこなうために青切符が導入されることになりました