去年から今年の春先にかけてインフルエンザが近年まれにみる大流行を起こしました。
そんなインフルエンザにはいくつかの型があります。
人間に感染するものはA型B型C型の3種類に分けられ、そこに細かく枝分かれした亜種がたくさんあるイメージ。
A型はとにかく感染力が強いのが特徴で、世界的パンデミックや日本で流行する原因になる型です。
他の型に比べ全身症状が強く重症化しやすいのも特徴。
B型は人にしか感染しないのが最大の特徴と言えるでしょう。
感染力はやや強めなものの症状はA型に比べれば激しくありません。
ただし長引きやすいのと胃腸系の症状が出ることが多いです。
C型は一度かかると抗体ができて再感染しないのが最大の特徴。そのため患者の殆どが子供で、感染者の総数が増えず流行は起こりません。
こうした特徴から、インフルエンザワクチンもA型とB型に対応するように設計されています。
ちなみに今シーズンの大流行もそのほとんどがA型でした。
流行のピークは過ぎましたがB型は4月以降まで続く可能性があるので、もう少し感染予防に気を付けてくださいね。