一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • GUIの自動テストに関して

こんにちは

今回はいつもの記事の紹介ではなく、最近調べたGUIの自動テストツールに関して書いていこうと思います。

 

GUIのテストは表示などを確認するテストで、開発中にほとんど触っていなくても、回帰テストで確認しなければいけません。

開発した箇所だけテストできればよいのですが、そういうわけにはいかず、

回帰テストを行うこととなります。

GUIは触っていないなら、ほとんど見た目も変わることはなく、

ただただ時間のかかる単純作業です。

テストはしなければなりませんが、広く浅くのテストになってしまい、

深い箇所のテストができずに時間が経ってしまうことも多々あります。

というわけで、GUIの自動テストについて少し調べたので、書いていこうと思います。

今回私が調べたのはplaywrightというツールです。

playwrightはWebアプリを開発する際のテストを自動で行うツールで、Google ChromeやMicrosoft Edge、Firefoxなど、

さまざまなブラウザに対応しており、playwrightの設定で複数のブラウザを指定すれば、

テストを実行したタイミングで各ブラウザでのテストも勝手に自動で実行してくれます。

playwrightで実際にテストコードを書いてみた際、少しハマった部分に関してのみ、

少し紹介していこうと思います。

  1. vueを使用している場合、expansion panelsの開閉でタイミングによっては同じロケーターのものが同時に複数存在するタイミングがあり、テストコードでロケーターが一意にならずにエラーになる。
  2. ナンバーフィールドの数値変更の矢印キーの指定がgetByRoleでbuttonに絞り込み、nth()で具体的に何番目のボタンか指定する必要がある。
  3. waitForTimeoutで指定した時間待つ指示を記述できるが、待つ時間の合計時間が設定で決まっているため、合計時間を超えてしまうとテスト自体がエラーになる。

以上がテストコードを記載、実行した際にハマった点です。

その他、ほとんどの使い方などは公式に記載がありますので、気になった方は使ってみると面白いかと思います。

 

参考URL

https://playwright.dev/docs/intro

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根本 敦子

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