一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • オゾン層破壊問題③

今月は、オゾン層破壊のメカニズムとオゾン層破壊係数についてリポートします。

大気中に放出されたCFCは、対流圏でほとんど分解しないで成層圏まで上昇しそこで

短波長の紫外線により分解し、生成した遊離塩素原子がオゾンと触媒連鎖反応をおこし、

その結果、オゾン層を破壊すると言われています。HCFC(ハイドロクロロフルオロカー

ボン)は水素原子があるので、その大部分は対流圏で分解しますが、一部は、成層圏の

オゾン層に到達し、オゾン層を破壊します。これに対し、HFC(ハイドロフルオロカーボ

ン)は塩素原子を保有しないので、成層圏に到達してもオゾン層を破壊しません。

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佐藤 泰彦

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