一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 電気代を考えてみる

フリーランス業の皆様


こんにちは、ここ数年「電気代削減」に関連する業務委託を担っているので、その関連コラムとなります。

大まかには以下に記載していることを検討することになりますが、皆さんの環境においてはどうでしょうか?

 

【1】設備の見直し・導入

1. 太陽光発電の導入

  • 初期費用はかかるが、長期的には電気代を大きく削減可能。

  • 余剰電力を売電することで収益化も可能(FIT終了後も一部売電可)。

2. 蓄電池の設置

  • 太陽光と併用すれば、昼間に発電した電力を夜間に使用可能。

  • 停電時の非常用電源としても有効。

3. 高効率な家電製品への買い替え

  • 特にエアコン・冷蔵庫・照明・給湯器は電力消費が大きい。

  • 「省エネ基準達成率」や「エネルギー消費効率」をチェック。

4. LED照明への全面切り替え

  • 白熱灯や蛍光灯に比べて電力消費が非常に少ない。

  • 寿命も長いため交換頻度も減る。

5. 断熱性能の向上(窓や壁、屋根の断熱リフォーム)

  • 夏の冷房、冬の暖房効率を大幅に改善。

  • 二重窓や断熱フィルムの活用もコストパフォーマンスが良い。


【2】電力会社や契約プランの見直し

1. 電力会社の乗り換え

  • 自由化により選べる会社が増えており、家庭の使用パターンに合わせて割安なプランが選べる。

2. 時間帯別料金プランの活用

  • 夜間が安い「時間帯別プラン」を選び、洗濯・食洗器などを深夜に稼働。

3. 電力量の見える化(HEMSの導入など)

  • 使用状況を把握することで、ムダな電力消費の抑制に役立つ。


【3】日常生活の工夫

1. 待機電力のカット

  • 使っていない家電のコンセントを抜く。

  • 電源タップでまとめてオフにするのが便利。

2. 冷暖房の設定温度に注意

  • 冷房は28℃、暖房は20℃が目安。

  • サーキュレーターや扇風機を併用して効率を上げる。

3. 炊飯器や電子レンジの使用タイミングを見直す

  • 電力消費の多い機器はなるべくまとめて使用し、ピークを避ける。


【4】補助金や優遇制度の活用

  • 地方自治体によっては、太陽光発電や蓄電池、断熱リフォームに補助金が出ることがあります。

  • 国の「こどもエコすまい支援事業」や「住宅省エネキャンペーン」なども定期的に実施。

 

大枠以上になります。要は太陽光で自家発電し、蓄電池でオフグリッドに近い環境づくりができれば

電気代のみならず、停電や有事対策にも有効であるということになります。

とはいえ、太陽光が設置できない条件の自宅などもおありかと思いますが、昨今増加しているのが

ソーラーカーポート等、新たなパネル設置方法を検討される方が増えてきている印象です。

パネルも両面発電タイプのもの普及しており、よくリサーチすれば発電保証サービスのようなものもあるようです。

※メーカー保証されている発電量を下回る場合に、その差額を補ってくれるというような趣旨のサービス

エネルギーコストは今後も上昇する予測ですが、国や電力会社に依存するだけではなく、、

自給自足できる術があるのか??それぞれにおいて対策を講じていく時代だと言えます。

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MS

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