今月ついに税務調査がきました。。
税務調査員は2名。
情報技術専門官
個人課の財務事務官
私は自宅で仕事をしているので、自宅の作業場を見せてほしいという要望でした。自宅は嫌だということは伝えたのですが、無理と言われました(泣
とりあえず、個人事業主は税務調査がほぼないというのは都市伝説だったということは判明しました(笑
今回の税務調査は、税務についての争点はないというお話だったので、顧問税理士の先生の立ち合いは無しで受けました。
〇スケジュール
9:30 スタート
9:30~10:00 在庫の確認
10:00~12:00 雑談しながら会計ソフトのデータ抽出、紙資料の保管状況の確認、古物台帳の確認、在庫の管理方法確認など
12:00~13:00 休憩
13:00~14:30 今回の調査の核心についてのヒアリングと関連資料の提出
14:30 終了
〇お持ち帰りされたデータ
・会計ソフトのデータ全部
・古物台帳+在庫管理帳
・ebay関連のレポート1年分
・フリマサイトの売り上げデータ
・クーリエ輸出許可書数枚
今回税務調査を受けての感想は、調べたいことが決まってるなら、それだけ調べてさっさと帰ってくれという感じでした。
税務調査中は仕事はできません。
雑談はくだらない日常の話をしながら、経費とかの使い方などの上げ足を探してる感じです。
・多分今回の調査の核心としては。
〇手数料の扱いについて。
これは調査官が勘違いしてたっぽいけど、ebayの手数料関係に関して、消費税還付を申告していたのが気になったみたいです。
調査官的には海外のebayに対して消費税が発生しているわけがないという考えだったみたいで、突っ込まれました。
これは消費税はebayに払っているという説明と、具体的な話に関しては顧問税理士にきいてくれとお願いして、なんとか回避できたと思います。
〇3年くらい前のPAYPALの売掛金の消込の忘れ金について。
これは以前の顧問税理士さんが正しく処理できてなかったみたいで。PAYPALの売掛金が不自然なタイミングで調整されていると指摘を受けました。
調査官も「これはたぶん税理士さんが消込の処理を忘れてて、年をまたいだタイミングで気づいて無理やり消し込んだだけのようなきがするけど、消し込まれたタイミングがおかしいので、会計ソフトのデータを全部提出してください」と言われました。。
今の顧問税理士さんとも話をしましたが、恐らくペイオニアに切り替わるくらいの時期なので処理を忘れただけではという見解でした。
ずれるものではないので、数字としては合うはずなので心配ないと言われてるので、これも大丈夫?かなと思ってます。
でも、これは以前の顧問税理士さんがいい加減な対応した結果、税務調査のトリガーになってしまったのでは、、と考えると腹立たしい。。
・雑談でやられてしまった感じがする件
雑談の中で返品されたものや壊されて返品されたものはどうしている?と聞かれた際
海外から返品された商材で、海外では販売できなくなったものを国内フリマサイトで販売して、その売上金をそのまま相殺する形で商品を仕入れてしまっています。
ということを正直に話してしまった件が問題になったしまいました。
以前の顧問税理士さんは現金にしなければ問題ないという考えでしたが、今の顧問税理士さんは発生主義?という形で会計帳簿に反映させないといけないという話を今年の確定申告の際にきかされ、
2025年からこの形にしようという方針でした。
調査官にもこのことを正直に話したので、
調査官は「うーん、数字的には大丈夫そうだけど、消費税的にはずれがあると思うので、持ち帰って検討する」
と言われてしまいました。
もちろん国内のフリマサイトのアカウントから売り上げデータを全部持っていかれてしまいました。。
これは温情をかけてもらえれば、次回から気を付けてね、で済むと思うんだけど、
冷血な対応であれば、修正申告があるかも、、と恐れています。
経費については、説明ができるのであれば、さほど問題にはされなかった気がします。
遠出の出張やコミュニティーの懇親会参加のための交通費などは、否認はされてないと思うけど、ほどほどにみたいな感じだったと思います。
あとは、顧問税理士さんにお願いして税務署とやり取りをしてもらい数か月後にご沙汰がくだる感じです。
税務調査を受けて、まぁ、自分のレベルは上がりましたが、絶対的権力を持った税務署は怖いです。
さて、どんなご沙汰が下るのか。。
今回の経験も誰かの参考になればと思います。
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