クラウドエンジニアとは、AWSやMicrosoft Azure、Google Cloud Platform(GCP)といったクラウドサービスを使い、ITインフラの構築や運用、自動化を行うエンジニアです。近年は企業のクラウド移行が加速しており、クラウドエンジニアの需要も急増しています。
仕事内容は、仮想サーバーやネットワークの設計・構築、セキュリティ設定、システムの監視、さらにはインフラのコード化(IaC)など多岐にわたります。業務ではLinux、ネットワーク、セキュリティの基本に加え、TerraformやDocker、CI/CDの知識が求められることもあります。
未経験から目指す場合、まずはLinux操作やネットワークの基礎を学ぶのがスタートです。その後、AWSなどのクラウドサービスを無料枠で実際に触ってみましょう。簡単な仮想サーバーの立ち上げや、ストレージの作成だけでも理解が深まります。
次のステップとして、AWS認定資格(特にソリューションアーキテクト アソシエイト)が大きな助けになります。独学でも十分に合格可能で、学習にはUdemyや公式ドキュメント、模擬試験などが活用できます。
クラウドエンジニアはスキル次第で高収入を目指せる職種です。実務経験を積めば、年収700〜900万円も狙え、SREやクラウドアーキテクト、DevOpsエンジニアへのキャリアパスも広がります。
まずは一歩踏み出して、小さなクラウド環境を自分の手で構築してみましょう。それがキャリアの第一歩になります。