一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 森林を活かすしくみづくり

日本や他の森林資源を持つ地域において、持続可能な森林管理や地域経済の活性化、環境保全を目的とした取り組みについて、持続可能な森林管理は計画的な間伐や植林を行い、森林が持つ多様な機能(CO₂吸収、水源涵養、生物多様性の保全など)を維持する。木材の地産地消は地域で育った木を地域で使うことで、輸送コストとCO₂排出を抑え、地域経済を活性化させる。森林と人の関係性の再構築は教育・観光・レクリエーションなどを通して、都市住民を含む多くの人が森林に関心を持つようにする。新たな林業ビジネスモデルはICTやドローン技術を活用して効率化を図る「スマート林業」、森林由来の商品開発(木製品、バイオマスエネルギーなど)の促進。制度と政策の整備は森林環境税、森林経営管理制度など、国や自治体が森林を守るためのルールやインセンティブを提供。こうしたしくみを地域・国レベルで統合していくことが、森林を「守る」だけでなく、「活かす」ことにつながります。

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堀内 利之

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