一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

改めて伝え方というのは大事だと感じたことがありました

 

私自身もまだまだ未熟でできていないことですが

正論を言っていたとしても

 

感情任せで自分の言いたいことを言って、従わせるということが

人にとっては反感を買ったり、従うけどその人にとってあまりいい印象を持たず

終わってしまったりという結果になることがあります

 

人に、なるほど、そうだよね、じゃあやり方を変えようと思わせる言い方。

それは圧力でそうさせるのではなく、人の心にちゃんと伝わる言い方。

 

そんなの言葉で論破すればいいじゃん

 

と思う人もいるかと思いますいが、私はそれは自分が気持ちよくなるだけの

「マスターベーション」だと思います

人を負かす言い方ではなく、相手を納得させる言い方。

これができる人は「大人の対応」だと感心します。

 

私が子供の時は

「同じことを言っているのに、なぜあの人の言い方だけ共感を得て

いうことを聞くのに、私の言い方だと伝わらないんだろう」

 

そこに私はいつもイライラを抱えていました。

 

ですが、その当時の私の頭の回路では

「こうして欲しい」ということを感情任せでぶつけることが気持ちよく、

言い終わった後に私がスッキリするので、相手がなんと言おうが

いいまかしたら勝ち、という想いがどこかにあった気がします

 

自分が我慢すいるのではなく、それを力でわからせる。

 

そして自分に従わせる

 

でもそうならないからイライラしたり、その感情を家族にぶつけてしまったり。

 

 

今思えば、本当に賢い人というのはそんな無駄なことはしません

 

相手に自分のことをわかってもらえるような、相手のレベルに合わせた言い回し

相手のレベルの思考に沿った言い方、相手を理解するために、相手の言い分をちゃんと聞いた上での回答。

 

その上で私はこう思っていると相手の気持ちに沿った伝え方。

 

時間はかかるかもしれませんが、これができて

ようやく相手が理解し、それに沿った行動を心がけてくれるようになります。

 

「自分がこうして欲しいからこうしろ」

「こんなことできて当たり前だろ」

「こっちの気持ちをちゃんと理解しろ」

「なんでこんなことできないの」

 

昔はそんなことを言っても通用したかもしれませんが

今は言葉ひとつ、行動ひとつでモラハラになります

 

自分が気持ちのいい言い方

 

ではなく

 

相手に伝わる伝え方。

 

こういうことがさらに現代には必要になる時代ではないでしょうか。

 

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岡本 理恵

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