近年スタンフォード生疲労リカバリーメソッドとして活用されている「IAP呼吸法」に関して。
これは息を吸う時も吐く時も腹圧を高く保ちお腹を固めるのが特徴であり、「腹式呼吸」のように吐くときにお腹を凹ませる方法とは異なっている。
この腹圧式呼吸法のメリットとしては
①腹圧の高まりにより体幹と脊柱が安定して強いコアができる。
②正しい姿勢となり無駄な動きがなくなり疲れにくくなる。
③中枢神経が整い、末端まで正確に指令が届き身体の負担が減る。
④交感神経が優位になりやすい自律神経が整い疲労が軽減される。
⑤ホルモンバランスが整い、深い眠りが取れる事で疲労回復となる。
と言った事が挙げられるとの事。
ご高齢者にとって横隔膜の意識はリハビリで伝わりにくいが、今後取り入れていきたい。