一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 他の人だったらと置き換えて考えてみる

大型連休で親しい仲間と会ったり、一緒に出かけたりしている人は多いだろう。

しかし、その一方で、みんなが休んでいるなか、

仕事をしなくてはいけなかったり、一人で過ごさなくてはならなかったりすることに、

ストレスを感じている人もいるだろう。

そのようにストレスを感じているときには、自分が置かれた環境に対する不満が頭のなかに浮かんできやすくなる。

そうしたときには、一人二役をして、親しくしている友人や家族が同じ状況に置かれていれば、

どのような声かけをするかを考えてみるとよい。

私たちは一般に、他の人には優しい言葉をかける傾向があるからだ。

私たちは、ストレスを感じているときには、自分に対して必要以上に厳しい声をかけていることが多い。

「ダメな人間だ」とか「役立たずだ」とか、

他の人に面と向かって言うと怒られそうな言葉でも、自分に対しては平気でこころのなかで言っている。

そうすると、自分の存在が否定されるように思えて、こころの元気がなくなってくる。

そのようなときに「他の人だったら」と考えてみると、

自分に対して自然に優しい声かけができるようになって、ホッと一息つける余裕が生まれてくる。

そうすれば、思うようにいかない厳しい状況に置かれていても、

工夫できることがないかを考えることができるようになる。

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