せどりについて13
「せどり」は、日本における転売ビジネスの一形態で、主に安く仕入れた商品を高く販売することで利益を得る行為を指します。もともとは古本の転売に由来する言葉ですが、現在では多様な商品(家電、玩具、ファッションなど)を対象に行われています。
せどりの基本概念
1. 仕入れ(リサーチ)
市場価格よりも安く販売されている商品を見つけ、仕入れます。仕入先は以下のような場所があります:
* ブックオフ、ハードオフなどのリサイクルショップ
* ドン・キホーテ、家電量販店などの実店舗
* Amazon、ヤフオク、メルカリ、楽天などのネットショップ
2. 販売
仕入れた商品を、より高い価格で販売します。主な販売先は以下の通り:
* Amazon(FBAを利用するケースが多い)
* メルカリ、ラクマなどのフリマアプリ
* ヤフオクなどのオークションサイト
3. 利益の確保
販売価格から仕入れ値、送料、手数料などを差し引いた残りが利益となります。
せどりの種類
* 電脳せどり:ネット上のみで仕入れと販売を行う。
* 店舗せどり:実際に店舗に足を運び、商品を仕入れる。
* 中古せどり:中古品を中心に取り扱う。
* 新品せどり:未開封の商品を扱い、特にAmazonで需要が高い。
メリットとデメリット
メリット:
* 初期費用が比較的少ない
* 自宅で始められる
* 在庫管理と販売力次第で収入が安定する可能性がある
デメリット:
* 在庫リスクがある
* 価格変動やライバル出品者の影響を受けやすい
* Amazonの規約変更やアカウント停止リスクも存在する