一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • タイムスケジュール通りにいかない日のリカバリー

今月は、ありがたいことにタスクに追われる1ヶ月でした。

ただ、どれだけ綿密にスケジュールを組んでも、思い通りに進まない日ってありますよね。
突然の電話、長引く打ち合わせ、集中できない時間帯――そのせいで「今日やる予定だったことが終わらなかった…」と落ち込むことも。

今日これをこなしたかったのに!!!って時間を押してしまう日もありました。

そんな反省の1ヶ月ですが、下記を参考に「リカバリー力」を見直すことにしました。


1. まずは「落ち着いて、全体を見直す」

スケジュールが崩れたときにまずやるべきことは、「冷静に全体を俯瞰する」ことです。
焦って次のタスクに手を出す前に、次のステップを踏みましょう:

  • 終わらなかったタスクをリストアップ

  • 今日中に絶対やるべきこと/明日に回せることに分類

  • 元のスケジュールのどこがズレたかを確認

ここでポイントになるのは、「自己否定しないこと」。

これ本当に大事ですね。忙しいときほど、落ち着いていられなかったりして、後々自己否定をしがちです。予定通りにいかない日があるのは当たり前。それよりも、その後どう立て直すかが重要ってことですね。


2. タスクの「緊急度・重要度」で優先順位を再評価する

スケジュールを組み直すときは、「緊急度」と「重要度」の2軸で考えます。以下のように分類してみましょう。

緊急 緊急でない
重要 今すぐやる! スケジュールに再設定
重要でない 最小限で済ます 思い切って削る or 委託

例えば、今日中に提出しないといけない書類は「緊急かつ重要」。

ここは、重要なものが重なり「無理じゃない?」って思いがちなポイントですが、このタスク整理を上手く出せないと後に響くこともありますよね。


3. 「再スケジューリング」の具体的ステップ

以下のような手順で、現実的に予定を組み直します。

ステップ①:終わらなかったタスクを明日の予定に割り振る

明日以降のスケジュールを見て、空いている時間に差し込みましょう。
ただし新しいタスクを詰め込みすぎないことがポイントです。

ステップ②:1日のタスク数を「3〜5個」に制限する

やることが山積みになると、また時間通りにいかない悪循環に陥ります。
「明日こそはスムーズにいくために」タスク量は絞って再設定を。

ステップ③:再スケジュールは「夜」より「朝」に

疲れた夜にスケジュールを見直すと、ネガティブに偏りがち。
できれば翌朝、頭がクリアな状態で「やるべきこと」と「できること」のバランスを見直しましょう。

ここは「朝」の方がいいんですね。初めて知りました。
私は、「朝」と「夜」にタスクの並び替えを行います。

忙しいのと疲れのダブルパンチで「夜」にやらないと翌朝忘れてしまうことが発生するからです(笑)


4. あえて「余白」をつくる勇気

タスクが積み重なると、「空いてる時間は全部埋めないと!」と思いがちですが、それは逆効果です。

スケジュール通りにいかなかった日は、あえて30分〜1時間の余白を確保しましょう。

  • 前のタスクが延びたときのため

  • 頭を切り替えるため

  • 少し休憩するため

この“ゆとり”が、次のタスクをスムーズに進める原動力になります。

これは、本当に賛成ですね。
私も疲れたら10分、30分と仮眠する時間を作っています。


5. 失敗から「学び」を拾って次に活かす

スケジュール通りにいかなかったことは、必ずしも失敗ではありません。
むしろ「どこに無理があったか」「どうすれば次はうまくいくか」を知るチャンスです。

振り返るべきポイントは以下の通り:

  • タスクにかかる時間を甘く見積もっていなかったか?

  • 1日に詰め込みすぎていなかったか?

  • 中断されやすい時間帯に集中タスクを入れていなかったか?

この振り返りを続けていけば、スケジュール精度がどんどん上がっていきます。

ここは経験値と慣れですね。来月もリカバリー力を高めて頑張りましょう。

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