皆様いかがお過ごしでしょうか。
先月に引き続き、思考停止状態をなるべく避けて、自分自身を楽にするために思い巡らせていることを綴ります。
遠い昔の記憶ですが、高校の地理の授業での内容の一部を思い出し、「これは視点を変えて物事を観察する際に応用できるかも?」と感じたことを記してみます。
日本人が普段目にしている世界地図は、日本が中心になり、左側には中国、ロシア、ヨ一ロッパ諸国などがあり、右側にはアメリカが位置しています。
これを、日本以外の国を中心に置いたらどうなるでしょうか?
たとえばヨ一ロッパ諸国を世界地図の中心に置いてみますと、日本は右端にあり、まさにヨ一ロッパから見ると極東です。「ヨ一ロッパの人々は日本をどうみているのか…」と考えたときのヒントになりそうです。
一方アメリカはどの位置にあるかというと、(大西洋をはさんでいますが)ヨ一ロッパの左側にあります。つまりヨ一ロッパにとっては、アメリカは隣国になるわけです。
こうした意識を持てるようになると、ちょっと話が脱線しますが、ニュースなどを見たときに、ヨ一ロッパの国々とアメリカとの関係を理解するためのヒントになりそうです。
このような地図上での軸移動の例は、「相手の視点」や「第三者の視点」などと結びつけて、多角的なものの見方を鍛えることができそうです。
今月はこの辺で失礼いたします。