一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 再配達問題

今回は再配達問題について書き込みさせていただきます。

コロナ以降急速に増えた宅配業界。スマホで簡単に商品を注文でき非常に便利なので、皆さんも利用したことがあるかと思います。

その中で再配達が大きな問題になっています。しかし現場レベルで考えると大きな問題と言われているのに、それに対する対応があまりできていないと感じています。

私は大手ネット通販の配達を行っていますが、荷主の配達方法、ルールによって違いますが下記に原因と対策を書かせていただきます。

 

➀置き配不可の為、手渡しでしか配達できない。

→置き配の推奨、また盗難時の補償を行う。

→宅配BOXの設置、増設、戸建てやアパート、マンションの規模に応じた補助金を出す。

→昔ながらの小さいポストを大きなポストに変更する補助金を出す。

②住所不備や新築の為、地図になく配達先が分からない。

→表札や番地の貼り付け、できない場合は配達先の特徴をお届け先情報にヒントを記載する

③オートロックの為、玄関に置き配が出来ない。

→マンションのコンセルジュに荷物を一括で預かってもらう。

→マンションのディベロッパーと配達を行う会社(アマゾン、ヤマト、佐川など)とマンション内に入れる入力コードの提携を行う。

 

現在行っている自治体やマンションの管理会社もありますが、まだまだ少ないです。

現在当たり前になっているレジ袋の有料化や自転車のヘルメットの努力義務もそうですが、政府の発信によってかなり変わると思います。

再配達の有料化を意見もありますが、政府が発信すれば一人一人の意識が変わり、行動に移っていくと思います。

 

少しでも変わってみんなが荷物を届ける人も受け取る人も楽しい世の中になると良いですね。

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坂入 哲也

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