一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

俺が個人事業主になった理由

正直に言うと、最初から「起業してやる!」なんて気持ちはなかった。むしろ、周りの大人たちからは「安定が一番」「正社員になれ」って言われ続けてたし、当時の俺も、それが正解なんだと思ってた。

でもある日、気づいた。

毎日、決められた時間に会社に行って、言われたことをやるだけの毎日。何かを成し遂げた気になってても、実際には自分の人生のハンドルを他人に握らせてるだけだった。

給料も上がらない。休みも少ない。何より、やりたいことがやれない。

「俺はこのまま一生、他人の夢のために働くのか?」

その瞬間、心に火がついた。

自分で稼ぐ力を身につけて、自分の意思で人生を決めたい。誰かに評価されるんじゃなくて、自分の行動がそのまま収入に変わる、そんな世界で勝負したい。

そこからは本気だった。

ビジネスの本を読み漁り、ネットで情報を集めて、失敗しながらも行動を止めなかった。最初は1万円稼ぐのに1ヶ月かかった。でもその1万円の価値は、給料の10万円よりも遥かに重かった。だって、それは「自分の力で稼いだ」っていう確かな証明だったから。

個人事業主って、誰かに守ってもらえる立場じゃない。全部、自分の責任。でもその分、全部、自分の自由だ。

俺が個人事業主になったのは、自由になりたかったからだ。そして今、あのときの決断が間違ってなかったと、胸を張って言える。

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溝口 拓斗

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